第4章 商号(11~18)

商法


標準 2.0

第11条(商号の選定)

  1. 商人(会社及び外国会社を除く。以下この編において同じ。)は、その氏、氏名その他の名称をもってその商号とすることができる。
  2. 商人は、その商号の登記をすることができる。

第12条(他の商人と誤認させる名称等の使用の禁止)

  1. 何人も、不正の目的をもって、他の商人であると誤認されるおそれのある名称又は商号を使用してはならない。
  2. 前項の規定に違反する名称又は商号の使用によって営業上の利益を侵害され、又は侵害されるおそれがある商人は、その営業上の利益を侵害する者又は侵害するおそれがある者に対し、その侵害の停止又は予防を請求することができる。

第13条(過料)

  • 前条第1項の規定に違反した者は、百万円以下の過料に処する。

第14条(自己の商号の使用を他人に許諾した商人の責任)

  • 自己の商号を使用して営業又は事業を行うことを他人に許諾した商人は、当該商人が当該営業を行うものと誤認して当該他人と取引をした者に対し、当該他人と連帯して、当該取引によって生じた債務を弁済する責任を負う。

第15条(商号の譲渡)

  1. 商人の商号は、営業とともにする場合又は営業を廃止する場合に限り、譲渡することができる。
  2. 前項の規定による商号の譲渡は、登記をしなければ、第三者に対抗することができない。

第16条(営業譲渡人の競業の禁止)

  1. 営業を譲渡した商人(以下この章において「譲渡人」という。)は、当事者の別段の意思表示がない限り、同一の市町村(東京都の特別区の存する区域及び地方自治法 (昭和22年法律第67号)第252条の19第1項 の指定都市にあっては、区。以下同じ。)の区域内及びこれに隣接する市町村の区域内においては、その営業を譲渡した日から20年間は、同一の営業を行ってはならない。
  2. 譲渡人が同一の営業を行わない旨の特約をした場合には、その特約は、その営業を譲渡した日から30年の期間内に限り、その効力を有する。
  3. 前二項の規定にかかわらず、譲渡人は、不正の競争の目的をもって同一の営業を行ってはならない。

第17条(譲渡人の商号を使用した譲受人の責任等)

  1. 営業を譲り受けた商人(以下この章において「譲受人」という。)が譲渡人の商号を引き続き使用する場合には、その譲受人も、譲渡人の営業によって生じた債務を弁済する責任を負う
  2. 前項の規定は、営業を譲渡した後、遅滞なく、譲受人が譲渡人の債務を弁済する責任を負わない旨を登記した場合には、適用しない。営業を譲渡した後、遅滞なく、譲受人及び譲渡人から第三者に対しその旨の通知をした場合において、その通知を受けた第三者についても、同様とする。
  3. 譲受人が第1項の規定により譲渡人の債務を弁済する責任を負う場合には、譲渡人の責任は、営業を譲渡した日後二年以内に請求又は請求の予告をしない債権者に対しては、その期間を経過した時に消滅する。
  4. 第1項に規定する場合において、譲渡人の営業によって生じた債権について、その譲受人にした弁済は、弁済者が善意でかつ重大な過失がないときは、その効力を有する。

第18条(譲受人による債務の引受け)

  1. 譲受人が譲渡人の商号を引き続き使用しない場合においても、譲渡人の営業によって生じた債務を引き受ける旨の広告をしたときは、譲渡人の債権者は、その譲受人に対して弁済の請求をすることができる。
  2. 譲受人が前項の規定により譲渡人の債務を弁済する責任を負う場合には、譲渡人の責任は、同項の広告があった日後二年以内に請求又は請求の予告をしない債権者に対しては、その期間を経過した時に消滅する。


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コメント

  • 訂正

    第16条(営業譲渡人の競業の禁止)
    第1項「・・・・その営業を譲渡した日から2年間は、同一の営業を行ってはならない。」の2年を20年。第2項「・・・・その特約は、その営業を譲渡した日から3年の期間内に限り、その効力を有する。」の3年を30年に訂正いたしました。


  • よみちがえ

    16条の存するは ぞんする でなく そんする です。ご参考まで


  • Re: よみちがえ

    >>2
    きよまろ様。ありがとうございます。16条の存するをそんするに修正しました。814条の積荷の上に存するも「そんする」に修正いたしました。http://gyosei-shiken.net/index.php?go=6uB8S2#ncbdbe15



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